ついに念願の”台北のLGBTQ+プライドパレード”に参加してきました!
公式発表でなんと13万7000人もの人が参加して、過去最大の参加者となりました。
パレード2018年は10月27日に行われました。台北でのパレード参加は初めてだったので、いろいろわからない事が多く混乱しました。
なので、今回はアジアで最大の台北のプライドパレードへの参加の仕方、楽しみ方、アドバイスなどを紹介していきます。
台北LGBTQ+プライドパレード集合場所と参加方法
台北のプライドパレードの集合場所は毎年東門(景福門)から国家図書館の前辺りまでが集合場所になっています。
地図でいうと黒い円のあたりが集合場所です。
最寄りの駅は台大醫院站か中正紀念堂站になります。台大醫院站で降りて青い円の辺りを歩いて集合場所に向かったんですが、人・人・人
この青い枠の辺りの道にはいろいろなステッカーや旗、ファイル、リボンなどありとあらゆるグッツの配布や販売がされていました!
(何も買わなくても一回りすると、レインボーでいっぱいになりますw)
販売されているグッツも全体的に日本より少し安いし、かわいいグッツいっぱいありました。
肝心の参加する方法ですが、そんなものありません!(笑)
日本のパレードだと参加するのに受付してリストバンド巻いたり、なんやかんやと面倒ですが、台北のLGBTプライドパレードに参加するためには、集合場所にその場所にいればOKです。もうなんなら、パレードしている途中に路上で飛び入りも全然問題ないです。
当然途中離脱もOK。実際2時間ほど歩かなければならないので、後半かなりばてます。
注意事項としては集合場所で自分の希望のコースのプラカードのあるあたりにいないと、人の流れがすごくて、希望のコースに行けなくなります。
一度流れに乗ってしまうと、突っ切って動くのはかなり大変なので、どうしても行きたいコースがある人は出発時間頃には待機した方が無難です。
見にくいですがプラカードはこんな感じであります!
2018年のテーマ婚姻の平等とLGBT教育
今年のパレードにはテーマがありました。それが2018年の11月に行われる国民投票の関係で、婚姻の平等とLGBT教育です。(「性平攻略由你說,人人 18 投彩虹」)
毎年参加している方に聞いたところによると、例年までとは違い、同性婚が合憲だと判断された去年の平和感はありながらも、今年はテーマがもっと明確に打ち出されていたそうです。
特に配られるリーフレットやステッカーにもその傾向が色濃く表れていました。もらったものの一部ですが、これは全て投票関係のチラシです。
これだけでなく、集合場所やパレードの途中でも複雑な国民投票に向けて、何に反対して何に賛成すれば良いのかの模擬投票のようなものを行っていました。外国人には投票権はないですが、このボードを見ると台湾人の出す答えに期待せずにはいられません!
また台北市や新北市議や市長選挙も行われるので、どの候補者がLGBTQ+に反対か?賛成か?などわかりやすくまとめたチラシや、選挙に出馬してる本人も一緒にパレードを歩いてアピールしていました。パレードの参加者と気軽に写真を撮ったりもしていました。
2018の台北LGBTQ+パレードに参加
実際に参加した様子を紹介していきます。
まず台大醫院駅から集合場所にいくまでの道も人、人、人。
路上にはレインボーグッツを売っているお店もいっぱいあったり、ステッカーや旗を配っています。何もレインボーグッツ無くて手ぶらで言っても簡単にレインボーグッツを身に着けることができます。
さらに集合場所に行くと、インパクト強めな人がいっぱいいました!猫や犬も結構いて、みんなレインボーを装着されてました。可愛い!癒し!!
集合場所ではステージでいろいろと出し物があったり、不意に日本語でのあいさつも飛んできたり、日本から来ているゲイさんもちらほらと見かけました。
残念ながら日本人のビアンは発見できませんでしたが、結構歩いていたのかもしれませんね!これは集合場所でパレード待ちをしているみなさんです。
なんかよくわからないけど、すごくたくさん風船つけてる人もいました。
私は今回、東路を歩きました。大きな駅を通ったりしないし、一番距離が短そうなので友達が選択。笑
人気の西門を通るコースではないですが、人の多さは凄かったです。どこが行列の最後で、どこが行列の最後なのか全然わかりません。
そしてやっぱり人気なのはここ。良い体のゲイさんが踊ってるところw
謎に地面にレインボーをひいて、車にのった誰かが演説をしてました!
(すいません、ほとんど曖昧です)
今回はじめて台北のLGBTQ+パレードに参加してみた感想としては、皆平和。そして顔出ししてる人が多い!
平和の意味は、街頭に反対派を見かけないということです。(韓国は反対派の勢いがすごいので警察にガードされてのパレードになる)
さらにみんな顔出しというのは、日本のパレードだと顔わからないように隠してたりしてる人も結構多いですが、台北は普通にしてる人が多いし、LGBTQ+にプライドをもってパレードに参加している印象でした。
でもいろいろな方向からカメラ向けられて遠慮なくパシャパシャやられます。笑
カメラマンの数が多すぎだし、どこに載せられるか全くわからないので身バレしたくない人は必ず自衛した方が無難です。
ものすごい数のボランティアや企業、いろんな人の協力があって成り立っているのがわかります。当事者も当事者じゃ無い人も国籍も何も関係なく、ほんとに平和で良かったな!と感じました。
でも本当の楽しみは夜のtabooでしょ!
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