こんにちはよこゆき(@ltaiwan_)です。
台湾國立政治大学LCCで1学期分(3ヶ月)で1500元(約5000~6000円)で入れる任意の医療保険がありますが、その保険がどれほど使えるものかを実際使ってみたので紹介します。
政治大学に留学して病気になったら?
台湾の政治大学には大学の正門のすぐ目の前に台北市聯合醫院附設政大門診部という病院があります。多くの学生は何かあればこの病院に行く事になります。
もちろん日本の海外旅行保険に加入されている方はキャッシュレスでの受診が可能です。
ですが政治大学のLCCの保険に加入した場合は一度自分で全額払う必要があります。
以下が台北市聯合醫院附設政大門診部の情報です
住所:台北市文山區指南路二段117 號1樓
門診時間:午前9:00~11:30 、午後14:00~16:30、18:00~20:30
家庭醫學科、內兒科、精神科、婦產科、皮膚科、眼科、心理諮商(要予約)
HP:台北市聯合醫院附設政大門診部
位置は政治大学の正門の向かい側、郵便局の隣にあり大変便利です。
精神科、心理諮商を受診する場合は要予約なので注意が必要です。
もしくは236のバス1本で臺北市立萬芳醫院に行く学生も多いです。こちらは総合病院なのでいろいろな科があります。台湾では大きな病院ほど医療費がかかるので、どちらに行くのかは自分の状態と相談しましょう。
台湾で皮膚科を受診した
今回は腕に急に発疹が出来て夜もかゆくて眠れなくなったので皮膚科に行ってきました。
台北市立聯合医院の問診部なので日替わりでいろいろな専門医が派遣されていますので、スケジュールを確認してください。
受診するには病院に入ってすぐ左手のカウンターに政治大学のLCCの学生証を渡します。何科に用があるのか聞かれるので皮膚科の場合は「skin」とでもいえば通じます。
なまじ中国語喋ってしまうと、そのあと全部中国語で対応されるので、自信が無い場合は英語で言うことをお薦めします。(ここのスタッフはお世辞にもあまり親切とはいえません。googleの評価もなかなかですw)
今回のように皮膚科なら問題ある部分を見せれば済むので楽ですね!
ちなみに受けたい科が無い場合「家醫科(ジャーイーカ)」が日本でいうところの総合診療のような役割なのでこの名前を言えばOKです。
内科や精神科の場合は最低限症状くらいは中国語を調べておくと良いです。ちなみに今まで3人の医者に診てもらいましたがみんな英語は通じるので(旨い下手は当然ありますが)英語できる人は英語でOKです。自分が得意な方で話を進めましょう。
今回は6月の終わりに熱さのせいか、何かのアレルギーかで突然発疹が出たので受診しましたが、処方された薬(アレルギー剤、かゆみ止め、塗り薬)で4日間くらいでおおよそ治りました。
日本の病院と変わらない!
ちなみに今回は薬2種類+10g塗り薬で600元くらいでした。
精神科のときと違って薬も病院の中で貰えるので保険で全額帰ってきます!
使った分の医療費の請求の方法は以下で説明していきます。
政治大学華語文教で加入した保険を使う方法
政治大学に留学する場合、保険の加入が絶対必要です。
それが日本の海外保険でももちろんOKですし、クレジットカードの付帯保険でも、国民保険でも、それを証明する書類があれば政治大学の保険に加入する必要はありません。かならず相手がわかる書類を準備しましょう。
ただし私のように何も保険が無い場合は強制的に政治大学の保険に加入させられます。
実はこの保険は政治大学が代わりに手続きを行ってくれるだけで、実際は台湾大手の保険会社の保険に入っているようです。
では今回のように、政治大学で勉強中に病気になり医療機関受診した場合、保険をどのように使うのか説明します。
まず準備しなければならない物は5つです。
・医療機関の領収書
・診断証明書(100元)
・台湾の携帯番号
・中華民國統一證號基資表
・台湾の銀行口座
医療機関の領収書は上の写真の黄色いものです。
診断証明書は自分が最後に受診した時に、医師に言えば発行されます。手数料は100元でした。
(同一の症状で複数回受診する場合はまとめて発行されるので毎回発行してもらう必要はないです!)
そして中華民國統一證號基資表(台湾のマイナンバー)と、振り込みで支払われるので台湾の銀行口座が必要になります。
以下で中華民國統一證號基資表の取得方法についてまとめています。
この書類をそろえて政治大学のオフィス(事務所)に行き、保険を利用したいという旨を伝えます。
すると、スタッフが保険支払いの準備してくれて、提出用の封筒に書類一式をそろえてまとめてくれます。
これを郵便局で提出します。
確か送料は36元です。(必ず追跡番号(掛號)してください)
提出して2日後くらいにメールでお知らせが来ます。”書類を受け取りました、審査に入ります”(画像上の文)
そして3営業日後に”受理されてお金を○○元支払いします”というメールが来ました。
これで無事受理されお金を受け取る事が出来ます。病院で支払った分の100%が支払いされましたが、郵送手数料の36元は戻ってきません!
日本の海外旅行保険に加入するよりかなりお得なので、政治大学に入学される方は海外旅行保険でなく、この学校の保険に加入するのも選択肢ですね!(大病や事故を起こさない自信がある方、また日本で家族の保険に入っている方)
但し1度の診察で上限が1000元なので大病を患うとダメなので、自己判断で政治大学のLCCの保険にするか、日本の保険にするか決定してください。
まとめ
異国で病院に行くとなるといろいろ不安もあると思いますが、台湾の病院もすごくしっかりしてると思います。しかも医療費は安いし全額払っても、高額になるということはなさそうです。(もちろん病気にもよりますが…)
安いので歯の治療などは台湾でするという人もいるようですね!
政治大学のLCCに入学する場合は、簡単な風や病気なら学校の保険で十分だと感じました!
もし日本の保険にはいらずに現地の保険に入ろうと考えてる方は参考にしてください^^
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