今回は以前から結構質問があった政治大学中国語言語センターのクラス変更について書きます。
基本的に授業の時間の希望は特別な条件が無ければ指定はできませんが、都合のよい時間への変更の方法もありますので紹介していきます。
政治大学中国語言語センターのクラス分けの方法
政治大学中国語言語センターは入学のレベル分けテストによってクラス分けされます。レベル分けテストは入学の時は簡体字か繁体字での筆記試験とスピーキングのテストの結果によって決められます。
また継続して学習する場合も同様に繁体字での筆記テストとスピーキングとリスニングの合計点によってクラスが決定されます。
新クラスの発表は学期が始まる前の週の金曜日にHP上に発表されます。以下のURLから確認できます。
政治大学の中国語言語センターのレベルは以下のようになっています。
初級 | B1
B2 B3 |
中国語を学習したことのない学生向け。ピンイン、声調の変化などの基本的なコミュニケーション能力の習得をめざす。 |
中級 | I1
I2 I3 |
すでに学んでいる中国語の基礎に加え、新たな文法や語彙を習得。中国語話者とも簡単なコミュニケーションがとれ、簡単な文章も読むことができる。 |
中高級 | H1
H2 H3 H4 |
更なる中国語能力の強化に加え、実際に生活の中で中国語を使いこなせるような学習を経て、中国語話者と流暢な会話ができる、ニュースや新聞などが理解できる。 |
高級 | A1
A2 A3 |
中国語の古典文学作品、中国芸術、宗教、歴史、文化、経済の分野などの作品も読めるようになる他、オフィシャルな文章を書いたり、スピーチをしたりできるような能力 |
クラスの時間の種類としては午前の授業、午後の授業、フリークラスの3種類の時間があります。
午前授業 | 8:10~11:00 |
フリークラス | 11:00~12:00 |
午後授業 | 12:10~15:00 |
基本各レベルのクラスは午前と午後の両方の時間があり、希望は出せますが特別な条件が無ければ希望が通るかは運次第になります。
授業の時間を指定できる特別な条件
中国語言語センターの正規カリキュラムの授業時間設定に関して。
授業を通じて最良の結果が得られるようクラスは皆さんの中国語レベルを基準にして決定されます。他の授業や就労・居住地との兼ね合いで必ず希望の時間帯に中国語の授業を受けなけらばならない場合は、新学期が始まる15日前までにその旨が証明できる書類などを言語センターの事務室までご提出ください。
期限後の提出はいかなる場合があっても受け付けません。
以下が認められた書類の条件です。
- 政治大学または他大学の正規生、交換留学生の方、各学校の教務課が発行した履修登録の証明
- 就労ビザまたは就労許可書をお持ちの方:就労ビザまたは就労許可書のコピーおよびシフト表
- 健康上の理由がある方:公立病院の医師の診断書
- 遠方の居住の方(台北市文山區、信義區、中山區、中正區、松山區、南港區、大安區、万華區、大同區、新北市新店區、深抗區を除く地域にお住まいの方)
- 証明書が無い場合はご希望に沿えないのであらかじめご了承ください
*国際合作処が言語センターの授業料を支払っている交換留学生は学部の授業が時間の指定ができません。(他の授業が原則として無いため)
*言語センターの授業料を自己負担されている交換留学生は上の条件に当てはまります。
以上は継続して勉強する場合の条件になりますが、入学時にどうしても授業の時間について制限がある場合書類を提出し、相談してみてください。
ただ、テストによってレベル分けしたクラスを、認められた条件以外の時間に関するわがままで変更するのは歓迎されませんし、原則認められる事はありません。
午前授業も午後授業もどちらも良い面と悪い面があるので、時間に制限が無いなら体験してみる事をお薦めします!
クラス変更ができるのは最初の1週間
テストによって決められたレベルが合わないと感じたら、最初の1週間の間はクラスを変更することが可能です。ただしクラスを変更するには担任の老師と、移動先の老師の許可が必要になります。
政治大学は1クラスが最高10人、最低でも1クラス6人は必要なので、人数の関係上クラス変更が出来ない場合などもあります。また極端に人数が少ない場合クラスが消えたり、新しいクラスができたりする場合もあります。
日本人は割と遠慮してクラス変更をする人が全体的に少ないイメージですが、他の国の学生は遠慮なしにどんどんします。
自分がそのクラスに合って無いと感じたら遠慮なくクラス変更を申請しましょう。老師に申し訳ないとか感じる必要はないですよ。ほとんどの場合、あまり気にしてないです。
まとめ
政治大学の中国語コースのクラス分けやクラス変更についてまとめました。時間のわがままは基本的に聞いてもらえません。、就労などの理由がある場合のみ可能です。
ただしレベルが合わない場合は変更が可能なので遠慮なく老師に相談しましょう。
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