台湾のゴミ捨ての方法!何度も注意されて掴んだ分別方法!

台湾生活

台湾で1人暮らしをする中で正直一番困惑したのが”台湾のゴミ捨て”です。

いろいろ調べてゴミ持っていくんですが、何度も怒られました…(笑

 

今回はそんな何度も注意された経験から台北市のごみ出しについて細かく説明していこうと思います!

台湾(台北市)のゴミ捨て事情

まず、台湾(台北市)のゴミ捨ては先出しは絶対禁止です!罰金も発生するので要注意!

自分のゴミは自分で責任を持って、ゴミ収集車が来る時間に捨てなければなりません!

 

台湾に馴染ある方はご存じかと思いますが、台湾のゴミ収集車は「エリーゼのために」や「乙女の祈り」を鳴らしながら、指定の場所に、指定の時間に、週5日来てくれます。

 

この音が聞こえると、その地域の人が一斉にごみを持って集まってきます。笑 なので旅行などで台湾にいらっしゃった方でも、もしかしたら見かけたことがあるかもしれませんね。

 

こんな感じでみんなゴミ収集車待機してます。

このゴミ出しは結構男性の方も多く捨てに来てます。いいですよね、ゴミ捨て手伝ってくれる台湾男子。

そしてゴミ収集車が来るとみんな一気に捨てに行きます!

台湾(台北)で一人暮らしやシェアハウス生活をしたら、きっとゴミはこの出し方をしなければなりません!なので以下で詳しく説明していきます。

台北市指定のゴミ袋

ゴミを捨てるには指定のゴミ袋を買う必要があります。販売場所はコンビニや商店などですが、コンビニが一番買いやすいと思います。

コンビニで「垃圾袋(レセダイ)」と言えば購入することが可能です。もしくは写真を見せると早いです!

これは3kg入る一番小さなサイズのゴミ袋で10枚21元です。

台湾では2018年からスーパーやコンビニでビーニール袋を無料提供する事が禁止されています。小さい店などでも徐々に持ち帰り用の袋を無料提供ができなくなってきています。

 

なので、スーパーやコンビニで何か買った時に袋を買うと、なんとその袋がゴミ袋として使うことができるようになっています!デザインはこのゴミ袋とは違い、白地に青い文字で”taipei city”と書かれてます。

 

とても合理的ですね!日本のいくつかのスーパーでもゴミ袋をレジ袋にしていたスーパーを見かけましたが、台湾ではコンビニもこの方式です!実は日本より合理的でECO活動に力を入れているようです。

 

このゴミ捨ての方法になったのも、ゴミ袋の偽装や他のゴミ袋でのゴミ捨てを禁止するために行っているそうです。監視員がついて、ゴミ捨てチェックをしていれば、ゴミの不法投棄も減るし、しっかりとゴミ袋の代金からゴミ処理のお金を徴収する事ができますよね。

さらに昔は台湾でもゴミをゴミ置き場に置くことができたそうです。しかし台湾は熱い国なので、夏場には凄い勢いでゴミから悪臭が発生してしまうそうです。なので台北市は今のこのゴミ収集に変更したそうです。

 

日本人はゴミ収集車を待つという慣れない行動に不便を感じると思いますが、郷に入らずんば郷に従えということなので、是非ゴミ捨てチャレンジしていきましょう!

台北市のゴミ・リサイクルゴミ分別方法と曜日

ですが実際このゴミの分別方法がなかなか難しいので、細かく紹介して行こうと思います。最初はこのゴミは何ごみになるのか?なんて迷いますから!

そして資源ごみには指定の日にちがあります(ややこしい…)

まず、ゴミ収集車が回っているのは月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・土曜日です。

月・火・木・金・土 一般ごみ・生ごみ・電池・蛍光灯
月・金のみ 平面類(服・紙類・ビニール類など)
火・木・土のみ 立体類(ビン・容器・金属・油・小家電など)

 

一般ごみ、つまり先ほどのゴミ袋に入れて捨てるごみはほぼ毎日捨てる事が可能です。他にも電池、蛍光灯そして生ごみも毎日捨てる事が可能です。

資源ごみは、曜日ごとに回収しているものが別れています。月曜日と金曜日は平面類。火曜日・木曜日・土曜日が立体類です。ゴミ袋に入っていた説明の紙にも記載されています。

台湾(台北市)生ごみの分別方法

以下でゴミの分別方法について詳しく紹介していきます。

まず台北市の生ごみには2種類あります。生ごみ(堆肥用)は回収車の青いバケツ残飯は赤いバケツに捨てましょう!

生ごみ(堆肥用) 卵の殻、フルーツの皮や種、肉や魚の骨、野菜くずなど
残飯(飼料用) 食べ残した物から生ごみを抜いたもの

わかりにくい….基本は生ごみでOKで、ご飯を残したりした場合は残飯ということでOKの様です。(そんなにきっちり考えなくても大丈夫です)迷ったら生ごみの方で良いと思います。飼料用の残飯は回収され台湾の豚さんたちの餌として再利用されます。なので骨や種や皮は必ず生ごみに回してください。

堆肥用に回収された生ごみももちろん堆肥にされ、農業などで利用されます。

 

この点でホントに台湾はしっかり環境を意識した取り組みを行っているんだなと感じます。

台湾(台北市)資源ごみの分別方法

平面類 衣類、紙類(新聞紙、雑誌など)
ビニール類(お菓子の袋など)
立体類 プラスチック・紙の食器類(持ち帰り用のものなど)
発砲スチロール
飲料容器(カン、アルミ、ビン、ペットボトル、プラスチック、紙パック、レトルトパック)

だいたい書いてある通りに分別すればOKですが、平面類の紙類とは新聞誌や雑誌で、弁当の入れ物、テイクアウトの料理の入れ物は紙製品ですが紙類にはなりません!

 

またビニール類とはお菓子の袋など平たいビニール類です。なのでレトルトパックや少しでも立体的な物は全て立体類になります。

これを間違えて違う日に持って行ってしまうと、最悪引き受けを拒否されますので注意が必要です。

 

尚、容器などはきちんと洗って匂いがしない程度まではきれいにする必要があります。

また捨てる際は、大まかに2種類に分別すればOKなので、日本のように缶は缶、ペットボトルはペットボトルといったように細かく分類する必要はありません。

この点は日本よりも楽ですね!!

 

資源ごみは生ごみと燃えるゴミの収集車の後ろにある車両に捨てます。おじさんが袋を広げてくれているので、そこに入れればOKです!(ダメな時はおじさんが教えてくれます!)ちなみにこの資源ごみを捨てる場合はどんな袋に入れて捨てても大丈夫です!むしろ指定のゴミ袋使うと何か言われます!

 

ちなみに衣類は街のいたるところに回収BOXが設置されているので実際は何時でも捨てる事が可能です!こんなBOX見かけた事ないですか?公園とかの近くにある事が多い気がします!

台湾の資源ごみと生ごみを抜くと意外と少ない燃えるゴミ

上記の資源ごみや生ごみを抜くと、純粋に購入したゴミ袋に入れるゴミは案外少なくなります。例えば流せないトイレットペーパーとか、カップ麺の火薬の袋とか、割りばし、使用済みティッシュなどなど、でも私が1人で暮らしてる場合3kgのビニール袋いっぱいになるまで3週間か4週間かかります。

なのでほとんどのゴミは立体類か平面類、生ごみとして出すことが可能なんです!!

分別頑張れば自分がゴミ処理のためのゴミ袋を買わなくて済むから節約になりますね。

 

もちろん購入したゴミ袋には最大限にパンパンにして捨てに行きます、それが台湾スタイル!

 

台湾のゴミ収集車はいつくるの?

ではゴミ収集車がいつ来るのか?それには便利なアプリがあります。

清運e點通

清運e點通
開発元:Data Communication Business Group, Chunghwa Telecom Co., Ltd.
無料
posted withアプリーチ

これを使うと自分の家の近所にいつ収集車が来るのか?そしてもしその時間を逃した場合、現在近くにゴミ収集車は来るのか?という事を調べる事が出来ますので、ダウンロードする事をお薦めします。

台湾のゴミ出し面倒な場合の解決策

学校の寮は基本的にゴミ出しの必要がありません。分別して捨てるだけでOKです。さらに外で1人暮らしする場合も、マンションの共同のゴミ捨て場がある場合、このゴミ収集車に自分で捨てるという行為をしなくてもいい場合があります。なので入居の時にチェックするといいかもしれません。

 

ちなみにこの面倒なゴミ捨てを代理でやってくれる人もいるようなので、中国語に自信がある場合は近所の人やオーナーに聞いてみると良いでしょう。

 

そしてもう入居しちゃったよ….ゴミ出し自分でするしかないよ!って人は覚悟を決めてください(笑

気を付けないといけないのは、台湾人でも道端のゴミ箱に家庭ごみを捨てててる人いますが、それ、見つかると罰金6000元ですから、絶対やめましょう。

外国人はとても立場が弱いので面倒な事はおこさないのが賢明ですよ。

そしてたまに学校にどうみても家ででたゴミを捨ててる人見かけるんですけど、やめましょうね。自分の出したゴミは自分の責任で処理しましょう。

まとめ

台湾(台北)のゴミ捨て事情は日本とは違います。

分別自体は日本より厳しくないですが、ゴミを捨てる時間は、かなり制限されます。ゴミ捨てに悩まされたくない場合は入居の時に共同の捨てる場所がある賃貸を選びましょう。

自分でゴミを捨てなければならない人は、早く台湾のゴミ捨てに慣れましょう!慣れれば結構簡単ですよ!

 

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