台湾のワーホリビザ取得方法!必要なものと申請の注意点

留学準備&各種手続き

台湾でワーホリをするためには当たり前ですがワーホリビザの取得が必要です。

台湾での長期滞在をお考えの方や語学センターに留学を考えている方にもワーホリビザは使えます!

 

私は学生ビザで台湾に滞在→台湾のワーホリビザ取得しワーホリをしているので、実際にワーホリビザを取得した方法や手順、注意点を紹介していきます。

 

ではビザの申請方法や必要なものなど詳しく紹介していきます。

台湾のワーホリビザ制度

台湾のワーホリビザは180日間の滞在許可が得られる許可証(ビザ)です。180日の期限が来る2週間前ほどに現地で延長申請することで最大360日の滞在が可能になるビザです。

 

日本のパスポートなら90日まではビザなしでの滞在も可能なので、90日の間に出入国を繰り返せば長期滞在できそうですが、台湾ではワーホリや停留証・居留証などのビザが無ければ長期滞在は出来ないと(建前上)言う事になっています。

 

もし中国語の勉強のために学校に通おうと考えている場合、以前取得した停留ビザ・居留ビザでの滞在も可能ですが一番の違いは、ワーホリビザは台湾で仕事をすることが認められている事

 

ワーホリでは滞在開始してからすぐに台湾で働くことが可能です。しかし停留ビザでの滞在の場合は1年以上語学学校に通った後でしかバイトをすることができません。(しかも1週間で15時間)

 

なので台湾でバイトをしながら中国語を勉強しよう、また停留ビザが出ない語学学校に通おうと考えている場合はワーホリビザを取得することになります。(ただしワーホリビザの場合語学センターに通えるのは一定期間・日数)

台湾ワーホリビザの取得条件

台湾でのワーホリビザの取得は以下のような条件です。

  • 申請は年齢が31歳未満(31歳の誕生日を迎える前)
  • 日本人であること
  • 申請は本人が行う
  • 申請可能な場所は日本のみ
  • 過去に台湾でワーホリ経験がある人は申請不可

ビザの申請は年齢は31歳の誕生日前まで可能です。そして台湾で留学してからワーホリビザの取得を考えている方は台湾での申請も可能だったら便利ですが、移民署などに電話して聞いてみましたが、必ず日本でしか申請できないのでご注意ください。

 

台湾滞在中にワーホリビザの取得したい場合こちらを参考にしてください。

台湾学生ビザ(停留ビザ/居留ビザ)からのワーホリビザへの切替注意事項

台湾のワーホリビザ申請に必要なものは?

以下のリストがワーホリ申請に必要なものになります。

1.ワーキング・ホリデー査証専用申請書

2.履歴及び台湾における活動の概要

3.パスポート(残存期間が6ヶ月以上)

4.申請日前6ヶ月以内に撮った4cm x 5cm()のカラー写真2枚

5.一年以上の海外旅行保険の加入証明書

6.往復の航空券

7.20万円以上またはそれに該当する財力証明書

8.査証手数料(即日発行の場合)

では細かく説明していきます。

1. ワーキング・ホリデー査証専用申請書

まず中華民国簽證申請というサイトで事前にオンライン申請します。その後自分で申請書を印刷しサインをするとワーキングホリデーの申請書は完成です。

申請書の入力方法などは別ページにまとめました。

台湾ワーキングホリデー査証申請書入力方法

2.履歴及び台湾における活動の概要

この書類も台北駐日経済文化代表処のサイト履歴書及び台湾での予定行動ページにあるデータをダウンロードし、必要事項を記入していきます。PCで記入後に印刷しても、手書きで記入してもOKです。

「台湾での予定行動」欄には台湾での行動予定を具体的に記入するように指示されています。自分の計画を書いて行けば問題ありません。記入欄が余ってしまう場合は「台湾人と交流したい」とか「台湾の文化や歴史をもっと知りたい」などの事を書いて行けばOKです。

この紙には当然目を通されますが、ほぼ空欄だったり、内容がめちゃくちゃでない限りは問題ないので気軽な気持ちで記入していきましょう。

 

3.パスポート(残存期間6か月以上)

残存期間は6か月以上でOKです。

パスポートとコピーを準備します。

 

4.申請日前6ヶ月以内に撮った4cm x 5cmのカラー写真2枚

台北駐日経済文化代表処のサイトでは4cm×5cmとなっていますが、大阪の台北駐大阪経済文化弁事処では3.5cm×4.5cmサイズでOKとなっています。噂では事務所ごとに対応にも若干の違いがあるようなので、ご自身の行かれる文化代表処に確認を取ってみるのが良いかもしれません。

念の為両方のサイズを用意しておきましたが、大阪の場合3.5cm×4.5cmサイズで問題ありませんでした。

 

5.一年以上の海外旅行保険の加入証明書

1年間の保険に加入している事を証明する必要がありますので、これを準備するにはいくつかの方法があります。

・一年以上の海外旅行保険の加入証明書の原本と写し1通

・国民健康保険の保険証の原本とコピー

 

このどちらかを準備する必要があります。クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用して1年分をカバーする方もいるようですが、この保険の確認は職員の方も特にしっかり行っていました。事前に念入りに電話で確認して準備する必要があります。

 

一番簡単なのは海外旅行保険に加入する事です。以前私も利用したのはAGIの保険です。海外保険に加入した証明と海外旅行保険の約款も用意しておきましょう。

AIG損保のワーキングホリデー保険

 

国民健康保険でカバーする場合は、健康保険証とコピー、「国民健康保険が海外での医療保険をカバーできる事を証明する資料」の提出も必要となります。なので国民健康保険でカバーしようと考えている場合、お住まいの市町村のHPから保険が海外でも対応可能と記載されている部分と、実際に市町村の役所に行って、「国民健康保険における海外療養費制度のお知らせ」というガイドをコピーして提出しました。

このガイドの中身は実際に保険を申請する場合に使用するフォームなどもあるので必ずもらっておくようにしましょう。

 

6.往復の航空券

往復のチケットを購入し、航空会社からのメールやEチケットなどのコピーを書類として提出します。

ただし次の項目で紹介する30万円以上の財力証明書があれば航空券の用意は不要となります。

 

7.20万円以上またはそれに該当する財力証明書

残高証明書は銀行などの金融機関で発行します。基本的に前日以前の日を基準に発行されますので、入金した当日のものは発行されません。残高が足りなければ発行には2日はかかるとお考えください。

店舗がある銀行では当日発行が可能ですが、インターネット銀行などの場合は申請後受け取るまでに数日~1週間ほどかかる事があります。早めの準備をしましょう。

財力証明書は英訳・米ドル表記でも日本円基準でも問題ありません。

 

また、30万円以上の残高証明が用意できれば『6.往復航空券』の用意は不要となります。

 

8.査証手数料(即日発行の場合)

大阪の台北駐大阪経済文化弁事処の場合はワーホリビザの即日発行も可能なようです。

HP上では当日発行の場合は午前中までの手続きが必要と有りましたが、実際に午後1時過ぎに受付した時に「当日発行しますか?」と聞かれたり、他の方も当日発行を希望して「3時間後に取りに来て」と言われていたので状況によって午後の早い時間でも当日発行は可能かもしれません。

ただし確実な情報ではないので自分が行く文化弁事処に必ず確認を取ってみてください。

 

遠方からの申請の場合は当日発行は大変ありがたいです。当然当日発行をする場合は特別料金が必要になりますので、こちらの料金の確認も忘れず行ってください。

 

翌日発行の場合、台北駐大阪経済文化弁事処では「24時間後に取りに来て」と言われました。多少の時間はOKだとは思いますが基本は24時間後の受取になるようです。翌日発行の場合は申請料は無料です。

 

台湾ワーホリビザの申請場所

台湾のワーホリビザの申請先は中華民国の大使館や領事館ではなく「台北駐日経済文化代表処」で申請を行います。

「台北駐日経済文化代表処」は、台湾の日本との外交の窓口であり、大使館や領事館と同じ業務を行っています。

場所は東京都港区のほかに、横浜、那覇、札幌、大阪、福岡に分所があり、住んでいる都道府県ごとに申請先が決まっています。

東京管轄
東京・長野・山梨・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・福島・新潟・山形・秋田・宮城・青森・岩手
横浜管轄
神奈川・静岡

札幌管轄
北海道

大阪管轄
大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県、愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県

福岡管轄
福岡県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、長崎県、佐賀県、山口県

那覇管轄
沖縄県

例えば私の場合、名古屋に住所があり、東京に用事があるからついでに台湾のビザを東京の台北駐日経済文化代表処で取得しようと思ってもできません。

必ず自分の住んでいる管轄の代表処に申請することになります。

各駐日経済文化代表処の住所・電話番号・アクセス方法などの詳しい情報は駐日代表機関の紹介ページから確認できます。

台湾ワーホリビザの申請手順

  1. 窓口へ書類等を提出し書類の確認をしてもらう(不備があった場合修正します)
  2. 誓約書やアンケートなどに署名をする
  3. パスポートを預け、受領証(領収書兼パスポート受け取り控え)をもらう
  4. 受領証を持って申し込み受理の24時間後以降に受取に行く(受取可能日時は場所によって変わる可能性があります)

 

申請書の記入ミスなどはその場で訂正することが可能ですが、その他の書類が足りない場合など申請は受理されませんので、確認は念入りにする事をお薦めします。

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