台湾の防災日?9月21日は台湾地震の日!地震への備え

台湾生活

日本だと防災の日は9月1日ですよね。

夏休み明け、防災訓練(地震か火災か忘れましたけど)をした記憶があります。地震の避難訓練なら机の下にもぐって、しばらくしたら校庭に集まって話を聞く。今も日本の学校ではこのような防災訓練って行われてると思います。

そしてここ台湾でも防災日がありました!!台湾での防災日の様子や、なぜこの日が防災日になってるかについてまとめていきます。

そして台湾で地震情報を手に入れるための手段や、防災への備えについても紹介します。

台湾の防災日は9月21日

台湾の防災日は9月21日に設定されています。これは1999年に台湾中部の南投県集集鎮付近を震源として発生したマグニチュード7.6の921大地震が起こった日です。他にも台湾大地震、集集大地震、台湾中部大地震、921集集大地震、台湾大震災、集集大震災、台湾中部大震災と呼ばれ、台湾では20世紀で一番大きな地震でした。

死者:2,415人、負傷者:11,306人の大災害です。この地震の被害を忘れないよう、また地震の経験を活かすために2000年から、9月21日を「国家防災日」と定めています。

臺灣の防災の日の訓練内容

台湾の防災の日に行う事は主に2つです。

 

地震を想定した災害警報システムの実施

台湾のすべての携帯キャリアを通して、第4世代移動通信システム(4G)端末を利用するユーザーに災害情報を配信します。国民はこの警報を通じて災害情報及びその後の避難訓練の内容について知ることができます。また一部地域では津波の警報の練習も実施します。

 

学校での避難訓練

交通部中央気象局(日本の気象庁に相当)による緊急地震速報訓練に合わせ、全国の小学校、中学校、高校では地震を想定した避難訓練を行います。さらに、台湾北部の台北市、桃園市、台湾南部の高雄市などでは、台湾高速鉄道(新幹線)、台湾鉄路(在来線)、メトロ(MRT)の各車両及び各駅構内にて、地震の発生を想定した避難指示と国家防災日の情報などを伝えます。

 

その他にも非常時に備えてさまざまな訓練を行っています。

政治大学言語センターでも実施

政治大学の語学センターには多くの国の学生が在籍しており、中には地震の無い国から来た学生も大勢います。なので政治大学の言語センターでは防災アラームに合わせ、避難訓練を実施していました。

 

先生は特に何をするか指示を出しませんが、長年の訓練が身に付いた日本人はさっさと机の下に潜ります。それを見てる他の国の学生。笑

先生が台湾での避難の方法を一通り説明してくれましたが、日本の式の避難方法と大きな差はありませんでした。これで台湾で大きな地震があっても対応はできそうです。

 

避難訓練の様子見て笑ってた外国人が後日初めて震度3くらいの地震があった後、怖かったとか寝れなかったとか言っていたので、やっぱり語学学校で外国人に向けた訓練って必要ですね。

臺灣での地震への備え

台湾ではどのように地震に備えたら良いのかを紹介します。

臺灣はフィリピン海プレートとユーラシアプレートが交わる場所にあり、日本と同様に地震の多い国です。最近だと2016年、2018年と震度6以上の地震が発生してビル崩壊や死者もでていますので、地震に対する備えは必要です。

臺灣のニュースを日本語で

台湾で起きた出来事を日本語で確認するのは【フォーカス台湾】が便利です。

台湾の国営通信社の中央通訊社(The Central News Agency、略称:中央社)が発信しているメディアなので信頼性も高く、普段から活用しやすいメディアです。

台湾の地震情報

臺灣の地震情報を確認したい場合はこちらの”交通部中央気象庁”から台湾国内の地震情報を把握する事が可能です。

 

避難場所の確認

屋外の避難場所については、【中華民國 内政部消防署 簡易避難疏散地圖】を確認してください。だいたいは近所の公園などになっている事が多いです。

 

防災グッツを用意

防災グッツ、もちろん台湾でも手に入ります。しかしセットで売ってるというわけではなく、それぞれバラバラに購入して自分で袋につめて準備しておくことになります。ちょっと面倒だなという方はamazonで購入すれば海外発送を行っている商品もあるのでかなり便利です。

 

 

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