台湾留学で精神崩壊、政治大学の保険を使って精神科で薬をもらう

台湾生活

どうもよこゆき(@ltaiwan_)です。

セクシャルマイノリティだから精神的に弱い人が多いのか、精神的に弱いからセクシャルマイノリティになったのか?なんて鶏が先か卵が先か論争にも匹敵するセクマイの謎は置いておいて…

 

今回は台湾の政治大学留学中に精神的にだいぶ落ちて、全く寝れなくなってしまったので初めて精神科のお世話になってきました。

 

ちなみに日本でもお世話になってことはないので本当に初の出来事です。

 

日本の医療保険に入っている方は良いですが、政治大学の留学生保険に加入した人は返金までがなかなか大変なので精神科の話から、お薬をもらって、返金してもらうまでの流れを説明してきます。

 

政治大学に留学して病気になったら?

台湾の政治大学には大学の正門のすぐ目の前に台北市聯合醫院附設政大門診部という病院があります。多くの学生は何かあればこの病院に行く事になります。

 

クラスメイトは台湾に来て虫さされがひどくて皮膚科に行ったり、体調が悪くて行ったりしています。

 

もちろん日本の海外旅行保険に加入されている方はキャッシュレスでの受診が可能です。

キャッシュカード付帯の海外旅行保険の場合は先に支払いが必要になるはずです。

 

以下が台北市聯合醫院附設政大門診部の情報です

住所:台北市文山區指南路二段117 號1樓

門診時間:午前9:00~11:30 、午後14:00~16:30、18:00~20:30

家庭醫學科內兒科、精神科、婦產科、皮膚科、眼科、心理諮商(要予約)

HP:台北市聯合醫院附設政大門診部

位置は政治大学の正門の向かい側、郵便局の隣にあり大変便利です。

精神科、心理諮商を受診する場合は要予約なので注意が必要です。

 

台湾で精神科に行ってお薬貰って来た

まず日本でも精神崩壊は何度もしてましたが病院へ行った事も無かったのに、なぜ台湾で精神科に行く事になったのか…それは単純に台湾に来てから寝れなくなっていたからです。

 

あとは想像していた中国語の上達スピードの理想と現実の差や、あまりの中国語のできなさにストレスを感じてしまったようで(実際自分でもよくわからない…)

 

とにかく寝れないのは困るので寝れるようになるように薬が欲しいと思って大学の目の前の病院に行く事になりました。

 

精神科は要予約ですが、電話で予約できる中国語技術もなかったので直接行って予約しようと思って行ったら”救急”って事でその日に精神科の受診が可能でした!

 

なので上のHPで確認して精神科に行きたい場合は診察時間に行けばOKだと思います。

 

何しろ精神科自体が初めてなのでとても緊張したし、心配でしたが杞憂でした。

 

病院のスタッフは全然優しくはないですが、とにかく身振り手振りでいろいろ教えてくれますし、先生は英語も通じます。(外国人の患者も多いようです!)

 

まだ中国語がほとんどできない状態なので、自分の症状や困ってる事だけは伝えれるように準備してください。英語でも中国語でもOKです。携帯の画面見せても通じます。

 

先生からは”自殺をかんがえますか”、”クラスに友達はいますか?”、”どれくらい勉強する予定ですか?”、”精神科を受診した事はありますか?”と簡単な質問をされます。

 

わからなかったらわからないでOKだと思いますが、とりあえず私の場合”薬が欲しい”と言ったら日本でも使用されている季節鬱の薬を1週間分処方してくれました。

 

先生曰く”1~2週間で良くなるとおもう”と言われとりあえずのんでみる事に。

 

 

結果から言えば2週間で薬無くても寝れるようになって、無性にイライラしてたり感情のスイングが収まった気がします。普通に授業に参加できますから….

 

精神科は日本の海外保険でもカバーできるんでしょうか?ちょっとわかりませんが、政治大学の学費を払う際に加入した保険ではちゃんと受診料は全額後で受け取る事ができるので後ほど紹介していきます。

 

台湾で精神科2回行ったらいくらかかった?

精神科は計2回受診しました。1回目は緊急という事で約900元、2回目は600元ほどかかりました。こちらの金額は全額支払いしなければいけません。

 

汚い写真で申し訳ないですが後ろの黄色い紙が病院の領収書、手前の白い紙が薬の処方箋です。

薬は1週間分で310元ほどのものを処方されました。薬は人によって違いますし、政治大学の保険ではカバーされていないようです。(薬の処方箋をコピーしたらいけるかも…)

 

薬は学校の正門を出て左に向かい(木柵方面)に歩いて行き、橋の手前にある薬局で購入します。台北市聯合醫院附設政大門診部の指定の薬局といったところです。

ここで先ほどの白い紙(処方箋)をスタッフに渡して薬を購入します。日本と同じ流れです。

ちなみにこの薬局、驚くほど大量の日本でも見たことある日本の薬売ってます!!

 

政治大学華語文教で加入した保険を使う方法

政治大学に留学する場合、保険の加入は絶対必要です。それが日本の海外保険でももちろんOKですし、クレジットカードの付帯保険でも、それを証明する書類があれば政治大学の保険に加入する必要はありません。

 

ただし私のように何も保険が無い場合は強制的に政治大学の保険に加入させられます。

実はこの保険は政治大学が代わりに手続きを行ってくれるだけで、実際は台湾大手の保険会社の保険に入っているようです。

 

では今回のように、政治大学で勉強中に病気になり医療機関受診した場合、保険をどのように使うのか説明します。

 

まず準備しなければならない物は4つです。

・医療機関の領収書

・診断証明書(100元)

・台湾の携帯番号

・中華民國統一證號基資表

・台湾の銀行口座

医療機関の領収書は上の写真の黄色いものです。

診断証明書は自分が最後に受診した時に、医師に言えば発行されます。手数料は100元でした。

(同一の症状で複数回受診する場合はまとめて発行されるので毎回発行してもらう必要はないです!)

 

そして中華民國統一證號基資表(台湾のマイナンバー)と、振り込みで支払われるので台湾の銀行口座が必要になります。

以下で中華民國統一證號基資表の取得方法についてまとめています。

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この書類をそろえて政治大学のオフィス(事務所)に行き、保険を利用したいという旨を伝えます。

すると、スタッフが保険支払いの準備してくれて、提出用の封筒に書類一式をそろえてまとめてくれます。

これを郵便局で提出します。

確か送料は36元くらいでした。

 

提出して2日後くらいにメールでお知らせが来ます。”書類を受け取りました、審査に入ります”(画像上の文)

 

そして3営業日後に”受理されてお金を○○元支払いします”というメールが来ました。

これで無事受理されお金を受け取る事が出来ます。病院で支払った分の100%が支払いされましたが、診断証明書と郵送手数料の136元は戻ってきません!

ちなみに政治大学の保険は1学期で1500元(約6000円)です。

 

日本の海外旅行保険に加入するよりはだいぶお得なので、政治大学に入学される方は海外旅行保険でなく、この学校の保険に加入するのも選択肢ですね!

但し上限が1000元なので大病を患うとダメなので、自己判断で選択しましょう。

まとめ

まさか台湾で初めての精神科のお世話になるとは思ってもいませんでした。

実際2週間薬を飲んでみて、とにかく今は薬なしでもなんとか寝れているので、もうしばらくはお世話になる事はないでしょう。

ですがこの経験から政治大学の保険の使い方や精神科ってどんなとこかさらっと見れたので良い経験になったと思います。

 

留学中には何も病気にならない事が一番ですが、政治大学に留学中に病気になっても病院も近いし日本の保険に入っていればキャッシュレスで受診可能で、政治大学の医療保険でもちゃんと返金されるという事がわかりました。

今後台湾國立政治大学に留学される方は是非参考にしてください。

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