こんにちは、台湾2年目のよこゆき(@ltaiwan_)です。
今回はザ・台湾土産のパイナップルケーキの手作り体験に行ってきました。
めちゃくちゃ簡単かつ、美味しくて、記念にもなるパイナップルケーキの手作り体験は子供でも楽しめます。実際日本の子供もたくさん参加していました!
正直大人には退屈かなーと思ってたんですが、作ってみると意外と楽しかったです。では早速紹介していきます。
郭元益お菓子博物館でパイナップルケーキを作る
2001年に中華菓子の老舗「郭元益」本社にオープンした台湾初のお菓子の博物館「郭元益お菓子博物館 士林館」はMRT士林駅から5分ほどの場所にあります。
開始以来台湾で中国語を勉強する外国人や、旅行者に「郭元益懐旧パイナップルケーキ作り体験コース」がとても人気です。
このパイナップルケーキ作り体験コースには、パイナップルケーキ作りはもちろん、中華菓子に関する展示の参観ツアー(お菓子に関係する台湾文化の紹介・台湾の伝統衣装体験)や、郭元益のお菓子が付いた茶席、抽選会などもあって3時間があっという間に過ぎてしまいます。
ではまずメインのパイナップルケーキ作りを見ていきます。
パイナップルケーキ作り体験
パイナップルケーキ作り体験はとても人気のコースなので、2週間前には予約しておくのがベターです。お店の情報はページの最後で紹介します。
郭元益の自社ビル4階に上がって受付で予約の名前を伝えお金を払ってパイナップルケーキ作りの場所に移動します。会場はお料理教室みたいになっていて、すでに机の上には今回作るパイナップルケーキ10個分の材料や道具が準備されていました。
パイナップル餡は作るのに時間がかかるので最初から作ってあるものを使いますが、それ以外は原材料から作っていきます。この写真+小麦粉とパイナップル餡が一人分の材料になります。
手順としてはまず皮?外のクッキーの部分から作っていきます。まずボールの中でバターをヘラで混ぜて、砂糖を入れてまんべんなく混ぜて白っぽい状態にします。だいたい2~3分で完成。
次に卵を2回に分けて加えていきます。卵とバターがなかなかなじまなくて、子供の場合はここが一番難しいかもしれません。混ぜるのは手動なので、素早く混ぜる必要があります。私もダラダラ混ぜてたらバターと卵が一体化しなくて結局スタッフの人に作ってもらいました(笑)
その後に小麦粉も2回に分けて混ぜていきます。
小麦粉を入れるとクッキー生地っぽいものが出来上がってきますので、ひと塊にして机の上に置きます。
ここでパイナップルケーキの型が登場するので、このように1本の棒状にしてヘラで切って10個に分けます。
10等分して丸めたものをパイナップル餡でつつみ、型に押し込んでいきます。その後、テーブルごとに一緒にオーブンに入れるので自分のものと分かるように絵を描いたり文字を書いたりします。
簡単に模様ができる型もあるようなのでスタッフに聞いてみてください。
このままオーブンに持っていかれます!出来上がりがとても楽しみ。
パイナップルケーキを作ってる間はスタッフが巡回してくれて手伝ってくれます。スタッフの中には日本語ができる人や英語ができる人がいます。わからなかったらいつでも聞けるし、先生の作るのを見ていれば、なんとなくやっている事はわかるので大丈夫でしょう。
私はほとんどスタッフの人と仲間に助けてもらって作りました。笑
お菓子文化区参観、台湾の伝統衣装体験
文字で見るとちょっと退屈そうですけど、台湾の伝統行事に関係した展示、また伝統行事に関係したお菓子の紹介がメインになります。生まれてから4か月目に行う行事、お正月に食べるお菓子などなど。パイナップルケーキの歴史とか会社の歴史ではないので(笑)安心してください。
特に台湾の結婚式の部分に力を入れていて、台湾の結婚式の伝統衣装を着て写真を撮ることができます。
やっぱりここが一番盛り上がってました!
日本語できるスタッフがいたらめちゃくちゃラッキーです。ここで聞ける台湾の伝統文化とか習慣とかの話はとても興味深いです。日本と近いものもあったり、まったく違う事もあったり新しい発見があります。
子供も遊べるような展示になっているので、日本の子供も韓国の子供もいろいろ触って遊んでいました。結構楽しんでる様子でした。
パイナップルケーキの匂いに包まれてお茶菓子を食べる
展示を見学し終わって教室に戻るとパイナップルケーキの良い匂いがしてきます。電気も消され、キャンドルで良い感じになった教室に郭元益のお茶菓が用意されています。
こちらの製品は当然隣の店舗で購入することができます。実はここの入場の時に払った入場料の50元はそのまま製品の購入に充てることができます。しかも複数で行けば合計して1つの製品を購入する事もできるのでお得感があります。
パイナップルケーキ、マンゴーケーキや、ここで出されたお茶菓子、ほかにもらくがんやクッキーもあって、お土産に充てることが出来そう。
さらにこのお茶セットにはクジがついていて、だいたい1テーブルに1人くらい小さなプレゼントが当たるようになっています。個人的には盛り上がっていいなーと思いました!
自分のパイナップルケーキを包装しよう
お茶で一息ついた後は、ついに焼きあがった自分のパイナップルケーキと対面!大きかったり小さかったり私はずいぶん適当に作ったんですけどちゃんとパイナップルケーキになってました!笑
模様は焼ける時に少し消えてしまうので結構深めに刻んでもいいかなー、でも深すぎるとこは中のパイナップル餡が…しかし味は一緒なので問題ないと思います^^
箱は9個入り、作ったのは10個…つまりこの場で1個は試食することになります!焼きたてのパイナップルケーキは美味しいですよ!
残った9個を一個づつ紙で包んで、ケースに入れて、箱に入れて、さらに紙袋に納めると完全に買って来たような様相に。これで一気にお土産感が出ました!ちゃんと製品みたいじゃないですか?笑
パイナップルケーキの包装がだいたい終わると、最後にまた抽選会が!笑
一人ひとり番号を振り分けられて、当選すると、郭元益のマスコットのストラップが貰えるようです。こうやって抽選がいっぱいあるのは面白いです。ただ作ってるだけじゃなくて楽しめるイベント挟んでくるのが良いです!
言ってしまえばただのお菓子作りなので日本でもできる事といえばそうなんですが、パイナップルケーキは台湾の名物で、しかもこんなにしっかりお土産っぽく作れて、さらに子供も楽しそうに作ってるのを見たら、パイナップルケーキ作り体験、いいじゃん!!
値段はリーズナブルなのでお得感もあって、国籍問わずに予約必須の人気の理由がわかりました。
楽しい思い出と一緒に美味しいパイナップルケーキを持ち帰れて一石二鳥の台湾の文化体験でした。
郭元益のパイナップルケーキ作り体験情報
郭元益へはMRT士林駅1番出口から真っ直ぐ線路下を歩いて行って、約5分ほどで到着します。
住所:台北市士林區文林路546号4F
電話:+886-2-2838-2700 内線:457(中国語)、+886-2-2838-2700 内線:853(日本語)
メール:pr@kuos.com.tw(日本語可E-mail)
営業時間: 9:00-17:30(1日2回のパイナップルケーキ作り体験コース)
費用:350元(約1,260円)
NT$50(入場券は郭元益士林本店でNT$50の商品と引換え可)+パイナップルケーキ作り体験コースNT$300
HP:www.kuos.com/museum/guide_tourist_jp.html
*パイナップルケーキDIYは予約制で1週間前までに予約が必要です。最少決行人数が20人です。他のグループと合同になる事もあります。早めの予約を強くお薦めします。
*日本語、英語、韓国語での対応も可能
*12歳以上の参加を推奨
(ただし私が見かけた範囲で未就学児も問題なく参加)
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