台湾の旧正月は噂では全ての店が閉まってコンビニしか開いてないと聞きました!
実際に台湾の旧正月を台北で過ごしてみて、どんな店がやっていたか、街の雰囲気はどうなのか?旧正月に旅行に行く事になった場合や、長期滞在で旧正月を台湾で過ごさなければならなくなった場合に行ける店などを紹介していきます。
ちなみに日本のお正月休みとは時期がずれます。いわゆる正月休みの12月~1月の年末年始、台湾は1月1日以外は普通にカレンダー通り生活してるので安心してください。
台湾の旧正月(春節)
台湾は日本と違いお正月は旧暦の正月を祝います。台湾では春節と言います。
春節は毎年日にちが変わりますが、2019年は2月5日~でした。
2021年は2月12~14日です!
この春節2週間くらい前から迪化街では年賀大街が開催され、台湾の春節を迎えるにあたって準備するものが大量に売られます。イメージは師走のアメ横でしょうか?食べ物や飾り物がたくさん並び、普段よりも大勢の人で賑わいます。
街中でいろいろな試食ができて、「台湾」の年越し準備を存分に味わえ、かなりのお薦めですが、すごい人の多さなのでスリなどには注意しましょう。
いろいろなお店が閉まるのは旧暦の12月30日からで、台湾では除夕と言われています。この除夕から正月の5日目までが多くのお店がお休みになってしまいます。
もちろん近年ではデパートや大きなスーパー、チェーン店、大勢で食事をするような大きなレストラン、お高めのレストランはオープンしているので、旅行の時期とかぶってしまっても最低限台湾を楽しむことができると思います。
では下で私が実際に見たり聞いたりした春節前後の街の状況を書いて行きます。
*2019年の春節の状況なので参考程度にお考えください。
台湾の大晦日(除夕)のお店
台湾の旧暦大みそかは「除夕」と言い、年中無休の店も早仕舞いとなったり、多くのお店がすでにお休みモードに入っていました。
台北郊外の街の状況としては結構多くのお店が閉まっており、特に個人経営の小さな飲食店やお店などは開いていないお店が多いです。
私が確認した中では、カルフール、コンビニ、ファストフード、スタバはオープンしていました。
スーパーでは特に春節用のパイナップルや良いフルーツ、キャンディーやチョコなどのお菓子の詰め合わせ、紅包(お年玉)袋などが売られていて正月感が凄いです!
一体どうしたらいいのかわからない枕もwww「福」のインパクト凄いです。でもお買い得なので、この時期に台湾に引っ越してきた人、枕にどうですか?
コンビニにもお菓子セットやお酒セットが並んでいて、春節感がとてもすごいです。この時期には普段と少し違った台湾が味わえますね。この”普段とは少し違った”が日本人にとってはとても中華の文化圏っぽいのでとてもおもしろい!
台湾の春節のお店の開店状況
日本でいえば、この日はお正月。本当に多くのお店は閉まっていました。特に近所の個人経営の小さな食堂やパン屋、から揚げ屋、弁当のお店は全滅。先生とかからも「お店開いてないから!」と注意を受けていましたがどこか嘘だろ、日本の正月だって店やってるし…って思っていたんですが…ダメでした。
中山駅周辺の友人も多くの個人のお店は閉まっていて、家族で食べるようなちょっとお高めな良いお店は開いている所もあったそうです。あとはそうですね、観光客目当てのお店は開いている所もあったようです。
スーパー系ではPXマートは閉まっていましたが、WELCOMマートとカルフールは営業していました。特にカルフールはフードコートがあったり、ばらまき用のお土産などを購入する場所として旅行者にも人気の場所なので、カルフールが春節にも営業しているのはありがたいですね!
その他は安定のファストフード系(KFC、マクドナルド)とスタバ、コンビニ系(セブンイレブン、ファミマ、HI-LIFE,OKマート)開いてました!
その他はスクラッチの店も開いていましたね!スクラッチの店についてはこちら。
台湾のスクラッチの遊び方 |
あとはUFOキャッチャーのお店も元気に営業してました!
台湾の春節に西門に行ってみた
台湾の春節2日目に台北の若者の街であり、観光名所、youtuberの録画ポイントである西門にも行ってみました!
西門の底力を見ましたね…大通りは普段通りの人の多さで、多くのお店もお店も普段通り営業していました。ただ一部個人の小さい店などは閉まっていましたが、充分楽しめました。大きなチキン屋さんも有名な素麺屋も普段通り営業。露店も営業。路上パフォーマーも普通にやってました。
やっぱり若者には春節なんて関係ないんでしょうかね?いつも通りの感じで逆にびっくりです。(春節感少な目)
台湾旅行が春節とぶつかったら、西門で遊ぶのはアリだと思います。
春節にスクラッチしてみた
春節にはいろいろなお店がしまっていますが、スクラッチのお店は除夕から開いています!他の店が閉まっているのでとても目立ちます!笑
除夕の夜は台北の郊外でも23時ころまで店はあいていましたし、たくさんの家族連れがスクラッチ擦っていました。
私の春節暇なのでスクラッチしてみた結果…
100元×3枚→200元当たり!
500元×1枚→100元当たり!
このスクラッチは100%あたる!というものなんですが、最低保証が100元なので、全然負けです!笑
但し友人の中には500元→1500元になった人もいましたし、500元当たった人もいます。夢ですよねーお正月の台湾の遊びと思って買ってやってみるのも良いのではないでしょうか?
春節だから爆竹もやってみた
中華圏の春節といえば….爆竹を鳴らしまくるというイメージがありまして、どうしてもやってみたかった爆竹もやってみました。
最初に台北では爆竹が禁止?規制?されているらしく、みなさんイメージしてる街中で鳴らしまくるということは台北中心部ではあまりないようです。
が、私の住んでいる台北の郊外ではものすごく爆竹の音がしていました(爆)
除夕の7時ころから鳴り始めて、夜の2時くらいまで断続的に音がしていました。春節も3日目までは結構夜に音がなっていましたので、ちょっと公園や川岸に覗きに行くと、爆竹もやってましたが、花火的なのを上げてる人もいました。
え?個人で?と思うような大型の打ち上げ花火もあがっていました(さすが…
という事で我々も爆竹を購入すべくいろいろ探した結果、禁止されているからなのかスーパーやコンビニでは見つからず、文房具屋さんで発見。この→の部分が爆竹で、他のものは花火でした。
ここで注意しなければいけないのは、爆竹を売ってる文房具屋さんや雑貨店は除夕や春節はお休みという事です。なのでもし爆竹をやって見たい場合、早めに購入しておく必要がありそうです。
実際爆竹を探してスーパーを回ったり、街を歩き回って結構苦労してやっと見つけました。
上のカラフルな球は日本の文房具屋とかでも見かけますが地面に叩きつけてパチンと鳴らすタイプの爆竹。下の棒状のものが爆竹で、普通は連続でなるように縛って導線がついているのをイメージすると思うんですが、これはただの棒。
一つ一つ火をつけていく必要がありました。火をつけるのはピンクの紙がある方で、絶対に手持ちしないでください。火をつけたら地面に置いて離れましょう。爆竹の正面に立つと爆竹が飛んでくる可能性があるので横に立ちましょう。
私は横に立っていたんですが、何かが飛んできて足に直撃して結構痛かったので、小さい子には少し危ないかもしれません。
でも、すごくたのしかったです、普通の花火とは違う爆発音。ストレス発散になりました!!!そして中華圏にいる!って実感できました!
注意点としては台北ではもしかしたら本当に禁止かもしれないので注意してください。また人の多い所では危ないのでやめましょう。そしてゴミは片づけましょう!
爆竹って日本では見かけないなーって思ったんですけど、鳥獣除けとかに使われているみたいでした。日本でも購入可能なようです。結構ストレス発散にいいかもしれません。
まとめ
台湾の春節は普段使いの食堂やお店が閉まってて食事にちょっと困りますが、台湾らしい雰囲気が味わえるので1度くらいは滞在してもいいと思います。ただ留学中なら正直なところ1回でいいですね。もしくは台湾人の家庭におじゃました方が楽しいと思います。
普段は日本との共通点が簡単に見つかって、どこか日本っぽさを感じるのに、この春節の時期は中華圏の雰囲気をものすごく強く感じます。
旅行者の方は普段よりは店が少ないですけど、実際はそこまで変化なく楽しめると思います。ただ春節時期は交通機関が激込したり、台北から人が消えたり、飛行機代が高くなったりするので現実的にはあえて旅行する時期ではないような気がするのが在住者の実感です。
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