台湾から日本に船便で荷物を送ってみた結果

台湾から日本に船便で荷物を送ってみた結果

台湾での生活を終えて日本に帰る時、自分では運びきれない荷物が出てしまいました。

 

会社などに引っ越し費用を持ってもらえないので、自分でなんとかするしかなく、結局郵便局の船便を使って安く日本に送る事になりました。

 

そこでいろいろ調べてみると「別送品」で送る方法を進めている方が多かったですが、私は下調べが不十分で「別送品」を書き忘れて送ってしまったものがありました。

 

なので今回は郵便局の船便を使った荷物の送り方と、別送品で送った結果と、別送品を書き忘れて送った結果をまとめます。

郵便局から船便で日本に荷物を送る

まず郵便局から荷物を送るためには、送りたい荷物を近くの郵便局に持ち込む必要があります。

郵便局に行けば荷物用の箱も実質ゼロ円で買う事もでき、テープやペンなども郵便局にあるので送りたい荷物と、防水用のビニールを持っていくだけでOKです。

 

郵便局では送り状とインボイス(中身の詳細を書いた書類。税関でチェックされるもの)を記入します。

 

こちらは送り状で、送り主の住所氏名電話番号、受取人の住所氏名電話番号、中身と数量、原産国を記入します。

 

発送方法を選択し、もし荷物が届かなかった場合どうするのか?などを選択、最後に保障が必要かどうかを選んで署名し窓口に提出します。

インボイスは送り状と同様に差出人・受取人の氏名住所電話番号、送付手続きを行った日時、中身の原産国、内容物の詳細を書きます。

個数は正確に記入し、値段などが不明な場合大体の値段を記入します(0円はダメ)。

 

最後にサインをして送り状と一緒に窓口に提出しチェックしてもらいます。

窓口で梱包した荷物と送り状とインボイスを渡し、不備があれば追記して料金を支払います。

大雑把にはこの流れでOKですがEMSや、郵便局の探し方や、細かい送り状の記入方法などについては以下の記事でまとめていますのでご確認ください。

台湾から日本に荷物を送る場合の送料と送り方

 

別送品と書かずに普通に船便で送った場合

私の場合、語学学校で使った教科書類を船便で送る事にしました。自分で送り方を調べて送ったんですが、別送品とは書かずに普通の方法で送ってしまいました。

送り主:自分、 受取人:親、 内容物:文献、別送品の記載なし

 

ネットで確認すると「別送品」で送らないと関税がかかるという記載があり、合計で8キロくらいの本やノート、プリントを送っていたので、関税はいくらかかるのか!?とかなりビビッていました。

 

台湾から日本まで船便利用で到着までの日数は?

台湾の郵便局のサイトで確認すると船便を利用して台湾から日本まで荷物を送った場合20~25日かかると記載されていますが、実際に今回到着までにかかった日数は22日でした。

 

 

荷物の追跡は日本の郵便局のサイトから確認できます。

個別番号検索(郵便局)

 

実際に記録を追ってみると台湾の基隆を出発してから日本の川崎の国際交換局に到着するまでかなり時間がかかっています。この間に何度も確認していたんですが、何も情報は更新されず船沈んじゃったんじゃないかと心配でしたが、日本に到着後は一気に関税手続きも進み2日で家に届けられていました。

 

箱に大きな傷もなく、無事に届きました。船での長旅ご苦労様です。

別送品じゃないけど、関税はかかったのか?

 

結果から言えば教科書やノート、プリントしかなかった今回は関税はかからず、そのまま家まで送付されました。

 

じゃぁなぜいろいろなサイトで「別送品」を薦めるのか?

 

それは、送るものによっては関税がかかるけど、「別送品」にすると規定の金額内なら無税になるからです。

 

では無課税で普通に税関を通れる商品と、関税がかかってしまう商品はどのような違いがあるのか簡単に書き出してみます。

無税 時計、PC、カメラ、楽器、ブルーレイ、CD、書籍、雑誌、印刷物、美術品、化粧品、家具など
課税 衣料品、ハンドバック、アクセサリー、家庭用品、寝具、飲料、酒類、食品、たばこなど

詳しくは日本の税関のリストでチェックしてください。

主な商品の関税率の目安(カスタムスアンサー)

 

自分の送る物が確実に無課税のものだったら、「別送品」などとは書かずに普通に送っても無課税で配達されます。

 

もし課税されるかわからない場合は念のために「別送品」にしておいた方が安心です。

 

「別送品」で台湾から日本に荷物を送る方法

まず別送品とは、帰国するときに自分で持ちきれない荷物を別便で海外から日本に前もって送っておく事です。

 

別送品を送った上で日本に入国する際に「別送品申告書(別送品がある事を伝える書類)」を税関に提出すると、自分の荷物として海外から持って来た扱いで受け取る事ができるという仕組みです。

なぜ別送品でおくらないとダメなのか?

別送品は自分で持ちきれない荷物を別便で海外から発送することなので、別に先ほどのように関税がかからない商品であれば一般の荷物として送っても問題ありません。

 

ではなぜ別送品にした方が無難なのか?

 

その理由は、海外旅行者の携帯品と別送品は個人で使用すると認められるものに限り入国者一人当たり海外の市場価格で20万円までが免税となるからです。

 

もし一般の荷物として送った場合、20万円以下の荷物に少額輸入に関する簡易税率が適用されて所定の関税が発生する可能性があるので、多くのサイトで別送品として送る事を勧めています。

 

別送品は手荷物による携帯品免税と同じ適用を受けることができる

 

別送品を送るときの注意点

別送品を送る場合はいくつかの注意点があります。

1.発送先は本人にする

海外からの荷物を別送品として扱うためには、送り先を必ず本人にする必要があります。宛先は自分の住所・名前など、必ず自分の情報を書きます。

ここを他人の情報にしていた場合、個人的に使用するものと認められずに免税を受けられなくなる可能性があります。

 

2.送り状と箱に必ず別送品と記載する

発送する時にかならずインボイスや送り状に「別送品」「Unaccompanied baggage」と記載します。さらに箱の複数面にも大きく見やすく記入してください。

 

毎日多くの荷物を扱う税関では別送品を一般荷物として扱ってしまうミスが起こる可能性もゼロではありません。ミスを避けるためにも多くの面に大きくわかりやすく別送品と記載してアピールすることは大切です。

 

別送品を送る手続き

別送品だからといって特別な手続きは必要ありません。海外の郵便局や国際宅配便で送るように通常通り貨物を箱詰めし、送付状とインボイスを記入します。

 

この時に送付状とインボイス、箱の側面などに「別送品」「Unaccompanied baggage」と記載するだけでOKです。

 

台湾から郵便で別送品を送る方法についても以下ページで詳しく手順を紹介しています。

台湾から日本に荷物を送る場合の送料と送り方

 

日本の空港での手続き

別送品がある場合、日本に入国するときに税関に提出している「携帯品・別送品申告書」は2枚記入します。入国審査後、税関職員に記入した携帯品・別送品申告書を2枚提出し、別送品がある事を伝えます。

 

税関職員の簡単な質問の後に、2枚のうちの1枚にスタンプや書き込みがされて返却されるので、別送品申告書を大切に保管します。

 

このスタンプの推された携帯品・別送品申告書は後日、別送品の受取の際に必要になる大切なものです。

 

日本で別送品の荷物を受け取る方法

 

別送品を日本で受け取る場合、郵便と宅配便で少し手順が変わります。

1.国際郵便を使った場合

①荷物が日本の税関で止められ、送り先に別送品の到着の連絡が来る。

 

②帰国時に空港で記入した別送品申告書(税関で確認印をうけた書類)を税関外郵派出所に送るか窓口に持ち込む。

 

③別送品申告書受理後に貨物が発送先に到着する。

 

*もし課税となったらここで関税を納付して荷物を受け取ります。

 

2.国際宅配便を使った場合

①荷物の宅配業者から商品が到着した通知を受け取る。

 

②配達業者の窓口で輸送書類を受け取る。

 

③税関の別送品申告部門で「別送品の申告」を行います。この時、別送品申告書・輸送関係の書類・パッキングリスト・パスポート・印鑑・商品の領収書など

 

④税関検査場で検査を受ける。

 

*もし課税となったらここで関税を納付して荷物を受け取ります。

 

 

「別送品」で台湾から日本に荷物を送ってみた結果

別送品で送ったのは台湾の生活で増えた衣類や鞄で、関税のリストで見ると課税対象の品物です。今回も船便を利用し台湾の郵便局から発送しました。

 

8月5日に発送手続きを行い、8月21日に日本の家に到着したので、実際にかかった日数は17日でした。普段なら20~25日かかると言われているので、結構早く着いてびっくりしました。

 

船で荷物をまとめて送るので、タイミングが良かったかもしれません。

 

しかも別送品にしたはずなんですが、なぜか何も手続きせずに普通に届いてきました。

 

別送品を受け取る流れとして理解していた方法は以下のものだったのでびっくりしました。

①荷物が日本の税関で止められ、送り先に別送品の到着の連絡が来る。

②帰国時に空港で記入した別送品申告書(税関で確認印をうけた書類)を税関外郵派出所に送るか窓口に持ち込む。

③別送品申告書受理後に貨物が発送先に到着する。

*もし課税となったらここで関税を納付して荷物を受け取る

 

え…確かに別送品申請を空港でしたけど、荷物の到着連絡とかなく、そのまま発送先に届いたんやけど…

 

どういう訳か税関からのハガキは届かず荷物がそのまま届きました。

 

よくわからない現象でした。みんな本当に税関からハガキ届くの?

この疑問は次回別送品を送った時にまたレポートします。

まとめ

台湾から日本へ船便を利用して別送品と一般の荷物を送って見た結果を比べて見ました。今回は一般荷物も課税対象外だったので普通に到着しました。

別送品扱いの荷物も、事前調査とはすこし違う流れですが無事に受け取る事が出来ました。

 

海外から日本への荷物の発送方法はおそらくどこの国でも同じような手順になると思います。特に別送品という制度を知らないと課税されて損をしてしまう事があるので、制度を上手く利用し、海外から日本に賢く荷物を送りましょう。