リトル中国化している小岩の回転火鍋「串串香」にいってみた

日本で探す台湾

中国人だけでなくディープなアジア感がどんどん強くなっている新小岩に串串香回転火鍋という面白い1人火鍋の店があるそうで、台湾だと「石二鍋」や、食べ放題の一人火鍋は街にたくさんあり、特別感はないですが日本だとまだまだ少ないのでどんな店なのか気になるので行ってみました。

串串香とは

串串香とは長い竹串に食材を刺し、煮えたぎった麻辣な火鍋にしばらく漬けてから食べる食事方法です。食材は野菜、内臓、肉片、キノコ、豆腐、鶉卵、海藻など多彩で、竹串一本に一品が付いていて、自分の好きな食材を好きなだけ選べるのでとても便利です。

1980年代に成都で失業者が屋台で始めたのが最初といわれており、成都だけでなく重慶の市内にもたくさんの店があります。火鍋料理の亜流ともいえるので、「小火鍋」と呼ばれる事もあります。

当初は斬新な食べ方でしたが、今では多くのエリアで見られる光景になりました。 このスタイルの良いところは、食べているときの手軽さがあります。普通の火鍋のスタイルは、全てをひとつのお鍋の中で一同に煮るので、 真っ赤なお鍋の中でどこにどの食材があるか、見つけることが大変ですが串にさしたまま煮るこのスタイルによって、自分の好きな具材を探しやすくなります!人気が出るのも納得です。

串串香回転火鍋はこんな店だった

東京の串串香を検索してみると2023年2月の時点では池袋、上野、小岩、そして横浜にあるようでした。チェーン店ではないようで、少しづつ店名が違っていました。

外観はこんな感じで、日本感もありつつ、どこか異国感もあります。フラっと入るにはレベル高そうな感じがしました。今回はここへの訪問が目的なので気にせずに入ります。

店内は小さなレーンがあり回転ずしのように鍋の具材が回っていました。野菜やねりものが回っています。肉とドリンクは店員に注文する方式のようです。店内は10席ほどの席がありました。カラオケ無料とありましたが、ここでカラオケ歌う勇気はなかったです。笑

まずは鍋のスープを選んで、具材を目の前から取って鍋の中に入れればOKです。具材をどこかに取りに行く必要が無く、勝手に回ってくるのはありがたいです。やさい、ねりもの、きのこ、臓物系、何かよくわからないもの…大きな洗濯ばさみみたいなものではさんであったり、とにかく興味深いです。そんな具を見てるだけで友達との会話がはずみます!しかも具材は友達とシェアしやすくて良いですね!

 

具材に火が通るまでにタレを作ります。タレはよくある火鍋屋と同様自分で作る方式でいろいろな種類がありました。

一部日本語が書いてないものもありますが、感で作っていきます。

ピーナッツ、酸菜、きのこ、しょうゆ、にんにく、ネギ、ごま、唐辛子などタレに必要かなと思うメジャーなものはありました。残り少なくなっていれば、店員さんに言えば追加されます。

鍋が絶妙に家庭感がある鍋ですね。中国大陸だとこんな感じなんでしょうか?

鍋のベースは選べたので火鍋ベースにしましたが、あまり辛くなかったです。もしかしたら日本人なので手加減してくれていたのかもしれません。友人は火鍋なのに微微辣を注文していました。全く辛くなかったです。

最後は串やクリップの数で会計をしてくれます。目の前にあるのでついついあれもこれもと入れたくなります。

串串香の意味を知らなかったから失敗した

私は串串香の意味を知らなくて、全て串から外して普通の一人鍋にして食べてしまっていました。笑

なので冒頭で丁寧に串串香の意味を説明させていただきました。もちろん串から外して食べても味は同じなので良かったのですが、せっかくなので串を生かした食べ方をしたかったなと思います。

まとめ

麻辣湯が流行していますが、串串香はまだ東京でもメジャーではなく、とても良い経験ができました。しかも中国の串串香と日本の回転ずしのコラボレーションで、目のまえを具が流れてるのでついついたくさん取ってしまうのが上手い!と思います。

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