日本人に大人気の台湾の最強居酒屋メニュー「シジミの醤油漬け」にハマりました、よこゆき(@ltaiwan_)です!
いろいろな熱炒に行ってメニューにあるシジミの醤油漬けを食べ比べしてみました。
見た目はほとんど同じなんですが、やはり味付けに若干の個性が出ています!居酒屋の記事に書こうと思いましたが、シジミの醤油漬けだけは別記事にまとめました。
それくらい、頭抱えるくらい気に入ってますので是非まだ試してない人はお試しください。特にお酒との相性は最高です。
肝臓に優しいシジミがおつまみなんて、一石二鳥感がありません?
シジミの醤油漬け(鹹蜆仔)はどんな料理?
台湾ではとてもメジャーな料理で、調べてみると老酔蜆子(ラオツ・チェンズゥ)とも呼ばれているようですが、字で書くなら「鹹蜆仔」などが一般的です。発音する場合は台語である「ぎゃむらーあー」が台湾人に通じやすいです。(といってもイントネーションもあるので字見せるのがやはり1番)
料理としては大き目のシジミの醤油漬けです。日本のシジミより大きく、アサリより一回りくらい小さいのが台湾のシジミです。それをお湯でサッと加熱し、貝の蓋が少し開いたところでニンニクなどを混ぜた醤油に付け込む料理です。湯を使って口を一瞬開かせていますが、ほとんど生に近い料理です。
これが想像以上に美味しい!トロっとしたシジミの身にしっかり醤油が染み込んでお酒との相性が最高。日本では大き目のシジミが無いためなかなか食べる事ができない台湾ならではの料理です!
夜市やおかゆ屋にもありますが、台湾式居酒屋の熱炒に行って台湾ビールと一緒に楽しめば、きっとビールとの最高の相性に感動するはずです。
台北熱炒のシジミの醤油漬け食べ比べてみた
台北の熱炒にあるシジミの醤油漬けを食べ比べします。それぞれの店に特徴があり、どれも美味しくお薦めです!ビールが止まらない!
①33區熱炒生猛海鮮のシジミの醤油漬け
33區熱炒生猛海鮮のシジミの醤油漬けの名前は日本語メニューで「13・シジミの醤油漬け」です。値段は120元。
ここのシジミの醤油漬けの特徴は写真でも分かるように、この巨大なニンニク!
このニンニクも一緒に醤油に漬けてあるようなので、ニンニクの味が結構効いていてクセのある味で好き嫌いが分かれるかもしれません。私個人ではとても好きなタイプのクセでホントにクセになりそうでした(黙
ニンニクの分もあるのでシジミ自体の量は少し少なめに感じますが、その分ニンニクもシジミ醤油エキスに漬かったニンニクなので、食べると美味しい!
②鮮定味生猛活海鮮のシジミの醤油漬け
鮮定味生猛活海鮮のシジミの醤油漬けは120元。
野菜の飾りつけもなく、皿にドン!とシジミの醤油漬けだけどっさり出てきます。ここの醤油漬けの特徴は唐辛子や鰹節が入っている事。そしてクセが無く万人受けするタイプシジミの醤油漬けといえます。とても食べやすくてお酒がすすみます!笑
③品鱻100元熱炒のシジミの醤油漬け
品鱻100元熱炒のシジミの醤油漬けは100元でメニュー上では「鹽蚋仔」となっています。一見するとたくさん入ってるように見えますが、実は下には生玉ねぎのスライスがあります(笑)
しかしこの生玉ねぎスライスとシジミの漬け汁との相性は抜群で、良いおつまみになります。
肝心のシジミはこちらもクセの少ないタイプでとても食べやすいです。しかもスピードメニューなので1番最初に出て来るのも良いです。
唐辛子は赤と緑の2種類ですが、ピリ辛ということはありません。殺菌の意味で唐辛子が使われているのかもしれません。
④鵝肉城活海鮮のシジミの醤油漬け
鵝肉城活海鮮のシジミの醤油漬けは1口食べた時点でその場にいた日本人総意で”今までで一番おいしい!”となりました!
その理由は他のお店より醤油ダレに甘みがあるのが理由だと思います。ただの醤油の塩っ辛さだけでなく甘みがある事で日本人の好きな”甘辛”の味になっています!
具は大きく切った唐辛子とまるごとのニンニク、そしてショウガ。このショウガの効果で海鮮の臭みがだいぶ抑えられているのか、本当に食べやすい!
まさに箸が止まらないおいしさでした!
これは本気で食べて欲しい一皿。
⑤打咔生猛活海鮮のシジミの醤油漬け
打咔生猛活海鮮でのシジミの醤油漬けは”招牌鹹蚋仔“120元です。冷盤の枠にありますので発見しやすいと思います。こちらのシジミの醤油漬けはまず、かき氷みたいな状態で出てきます!スピードメニューなのですぐ出てきますし、すごく冷えているので夏場には最高です!
(この前行った時は凍ってませんでした><)
さらに打咔生猛活海鮮でのシジミの醤油漬けは漢方鍋などに入っている木の皮が!ショウガにニンニクも入っているのでイメージは漢方シジミの醤油漬けという感じかも。
漢方素材は多いですが、味は全く漢方ぽっくなく、そして海鮮の臭みもよく飛んでいるのでとても食べやすい!身もプリプリでお酒に良く合いました。全体的には甘みは抑えめの醤油の味付けで、さっぱりと食べることができます!
⑥中央市場生猛海鮮のシジミの醤油漬け
このお店のシジミの醤油漬けはクセが少ないので万人受けしそうな味でした。ニンニクや唐辛子は弱めだったので皿や盛り付け片を合わせても品鱻100元熱炒のシジミの醤油漬けと似た雰囲気です。ただ品鱻100元熱炒と比べて玉ねぎも少ないです。その分シジミはたくさんあったように感じます。
シジミの大きさも一般的な大きさで、茹ですぎというわけではなくちゃんと生感が残っていてGOODです。
⑦欣葉(シンイエ)のシジミの醤油漬け
欣葉(シンイエ)は熱炒ではなく台湾家庭料理のレストランですが、シジミのニンニク醤油漬けがありました!
こちらはニンニクが丸ごと入ってるタイプですが、他の熱炒でよく入っていた唐辛子などは見当たりませんでした。これなら子供や辛い物が苦手な方でも食べやすそうです。ニンニクはまるごとなんですが、そこまでニンニクの味が強すぎる!ということもありません。
欣葉(シンイエ)は台湾の人気のレストランですし、しじみのニンニク醤油漬けの味も「さすが!」の一言。シジミはしっかり味が染み込んでプリプリの食感。味はシンプルなのに箸が止まらない…
お店の紹介はこちら
台湾料理が苦手な人にこそオススメしたい欣葉(シンイエ) |
まとめ
日本人のほとんどが気に入る台湾の隠れグルメ「シジミの醤油漬け」一見同じに見えて店ごとの特徴もかなりあります!時間があればいろいろ食べ比べてみると面白いですね。
今後も新しい店に行って試す度に更新していきます!
紹介したお店の詳細はこちら
熱炒(ルーチャオ)のメニューはどんなものがあるのかまとめてみました
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